K I R I B A N
A
激しく揺さぶられ何度もイかされて…

「はぁ…ッ!あ…ンッ!ンッ…ぁあ…ッ!」

頭の中は真っ白で…身体を支配する快楽に身を委ねるしかできなくて。

「とも、ドコがイイ?…お前がイイトコ…いくらでも突いてやるよ。」

耳の中に拓真の舌がねじ込まれ、濡れた水音が直接脳を刺激して…
あり得ないくらいに感じてシーツをキツく握り締めた。

「ヤ…ぁあ!ヤメ…っ!」

イイトコを突かれて身体が跳ね上がる。

「ヤメていいのか?」

楽しそうに笑う拓真のキレイな顔を見ながら…返事の代わりに首をめイッパイ横に振った。

「もっと突っ込んで欲しい?」

荒く息を吐き出しながら何度も頷く。
途端、押さえ付けられた腰がずり上がる程に強く突き入れられた。

「あぁッ!こ…こわれ…る…ッ!」

枕をギュッと握り締め、背を反らせる。

「壊れねぇよ…。」

朦朧とする意識の中、耳元に寄せられた拓真の唇から…低く甘い声が零れる。
それに…自然と身体が反応して。

「こんなに優しく…シてんだから、壊れるワケねぇだろ。」

優しく…うん。
どんなに乱暴なセックスでも…拓真は俺の嫌がる事はしない。

「…た、く…!」

―愛してる…―

そう言いたいのに…口から出るのは、掠れた喘ぎ声と荒々しく吐き出す息、だけだった。


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あきゅろす。
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