K I R I B A N
「全てを…」B
「キモチ良かった?」

腹の底から湧き上がる…欲望。
可愛い恋人が俺を見上げ恥ずかしげに胸に顔を埋めれば…そのアゴに指を添えて上向かせて。

「なぁ…良かったのか?」

柔らかな唇から直接答えが聞きたくてウズウズする。

「よ…かった…。」

真っ赤に染まる頬に唇を寄せ強く抱き締めた。

「…可愛いヤツ。」

俺の胸に顔を埋めた智の背中に指を這わせる。

「あ…ッ…」

イッて更に感度を増したイヤラシイ身体は堪らなくエロっぽい。

「下…扱かなくてもイけた?」

真っ赤になった耳に舌を這わせて耳たぶを軽く噛む。
そして…智の吐き出した雫で入口を開いた。

「ッ…あぁ…」

「…もう…こんなに熱くなって…」

首を横に振る智のナカのイイトコを指先で刺激してやる。
震えながら俺にキツくしがみ着く顔を上げさせ…感じてる表情を見下ろした。

赤く染まる頬に…艶が増し薄く開かれた唇。
淡いブラウンの瞳は感じて潤んで…全てが堪らなくそそる。

「…挿れる?」

胸の突起をまさぐりながら唇を重ね…乱れる恋人を見下ろして。

「俺の…欲しい?」

カタチの良い唇がキュッと噛み締められ…戸惑い気味に開いて。

「ほ…しい…たくの…」

真っ赤に染まった顔を見下ろし細い足を開かせた。


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