K I R I B A N
C
シン…と静まりかえった部屋の中に、いやらしい水音と僕の甘ったるい…鼻にかかった声だけが響く。

「あ、ぁ…ッ…」

いつもより優しく、丁寧に施される愛撫に…どうにかなっちゃいそうに身体が熱くなって。

「ゆ…う…も、挿れ…」

我慢できずにそう言うのに…ヤツは開かせてる僕の足を更に大きく開いて、張り詰めてるソレを…根元まで咥え込んだ。

「は…ぁッ!…ん…ぅ…」

唇でキツく吸い付かれたまま上下に扱かれ、舌先を尖端に捩じ込まれ…

キモチ良くて…

「あッ…あぁ…ゆ、う!」

祐一郎の口の中に限界を吐きだした。

肩で息吐く僕を下から見上げ…震えるソレを咥えたままヤツが満足気に笑う。

「な…に…」

唇を尖らせてヤツを見ると余裕な顔して僕の裏筋を…舌で舐め上げた。

一度イッて敏感になってるからそれだけでも震える程にキモチイイ。

「ゆ…!」

「キモチ良かった?」

顔を上げ身体を起こしたヤツが開かせてた僕の足をグッと胸まで押し上げて…

「…ねぇ…?」

「…………ヨカッタ。」

ニッコリ笑うヤツに視線を向け…降ってくるキスの雨を受ける。

ヤツの細い指先が僕のソコを開き、ゆっくりと熱が体内へと挿入されて…
待ち焦がれてた瞬間に、身体が震えた。


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あきゅろす。
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