K I R I B A N
「束縛」A
堅くそそり勃つ祐一郎のを口に含み舌と唇で刺激を与えながら少し強めに扱く。
「…ひろ…キモチイイ…」
股間に顔を埋めてる僕の髪を撫でながらヤツが低く甘い声で囁いた。
チラと視線だけ向ければ眉を寄せ薄く開いた瞳で僕を見下ろしてるヤツのエロっぽい顔。
それを確認し…
さっき枕の下に隠しといた赤い紐を引き出して油断してる祐一郎のアレの根元に絡ませて…強く縛った。
「イッ…テテテェッ!」
慌てたヤツが紐を解こうと伸ばした腕を掴んで…関節技をかける。
「うッわわ!ッテェェ!」
バンバンとタップしてる左手をシカトで更にキツく腕を締め上げた。
「弘樹!弘樹!マジでシャレになんねーから!」
「お前…今日また久遠に触ってたろ?」
苦痛に歪む顔が驚いたように僕を見上げて…
「バカ!あれは違う!弘樹の勘違いだからっ!」
「バカぁ…?」
「ゲッ!バカじゃない!んでも…マジ誤解だ!」
「…言い訳くらい聞いてやるよ。」
関節に入ってる足の力を少しだけ抜いてやる。
…と!?
「ぅわっ…!」
腕に絡み付く僕ごと身体を反転させ…形勢が逆転する。
ベッドに仰向かされた僕の上に祐一郎が乗っかり…険しい表情で僕を見下ろしてきた。
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