K I R I B A N
D
「あッ…は…ッあぁ…!」

ナカに強く押し挿れられる度ベッドがギシギシと軋む。

狭いナカをヤツの張り詰めた堅いのが行き来する…その行為で目一杯まで拡げられてるソコに、抱かれてるのを実感する

「弘樹…ッ…」

「は…ッ…ゆう…もっと…奥…」

僕の声に祐一郎の突き挿れが強く、深くなる。

痛いくらいにしてくれなきゃ…満足しない。
僕を傷付けないような…優しい、緩いセックスじゃ…感じないんだ。

「ゆう…ッ!あッ!あッ…イく…ッ…あぁ…!」

最奥をヤツの堅いのに突き続けられ浅いトコをも刺激され…僕は限界に達した。
それを追うかのように、祐一郎も僕のナカで達して熱いのを注ぎ込んだ。

ギュッと抱き締め合って…ナカに注がれたネツに何とも言えないシアワセを感じる。
自然と…頬が緩んだ。

「…なに弘樹…どした?」

「ん…スゴい幸せ。」

シてる方にしたらたいした事ないのかもしれないけど。
ナカに出されると…お前の物になったようなそんな特別な思いに包まれるんだ。

「俺もすンごい幸せ!弘樹のナカに出すと独占した気になれるんだよ…迷惑かもしんないけど。」

同じ事、感じてるんだ?
セックスって…それだけ大事な行為なんだよね?

嬉しくて祐一郎の胸に顔を埋めて。

「ゆうが…大好きだよ。」

「俺もだよ…弘樹。」

ギュッと抱き締め合ってまたキスをする。
お前と一緒にいて…キスしてセックスして。
そうして僕を離さないでいて欲しい。
そんな思いを込めて祐一郎の唇に唇を重ねた。

―END―


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