K I R I B A N
C
再びベッドに横たわる僕の肌にキスしながら祐一郎の指が胸を撫で…ゆっくりと下におりてく。
「ン…ぁ…」
胸の突起に舌を絡め軽く吸われる。
ビクンと震える腰を押さえ付けられ…前に回された長い指が勃ち上がってる僕のを緩く握った。
「さっき…ビックリしたよ?」
「え…なに…?」
「こんな事すんだもん。」
握った僕のをさっきしたみたいに握り直され扱かれる。
回した中指が裏を程よく刺激して…自分で思ってたよりもキモチイイ。
「あ…ゆう…!」
「キモチイイでしょ?」
答えずに黙って頷く。
祐一郎が触ってるだけでも十分キモチイイのに…堪らずに甘ったるい声を上げた。
「どこでこんな…覚えたの?」
耳たぶを噛まれヤツの低い声がそう呟く。
「…浮気しちゃヤだよ?」
「し…てな…ッあぁ…!」
動きを速めた祐一郎の手をギュッと握って止めさせ、その奥へと導く。
「つまんな…い…言っ…てないで…」
喘ぎで乱れた呼吸のままなんとか言葉を紡ぐ。
耳に舌が入れられ、その水音に…更に溢れ出すのが分かった。
「スゴいよ…弘樹の?」
「…るさ…ッ…早く挿れ…ろ!」
いやらしく笑った祐一郎が震える僕の膝を開き…奥の入口を指先で開いた。
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