K I R I B A N
B
ベッドに下ろされ裸の身体に祐一郎の肌が重なった。
それだけで…ヤバいくらいにコーフンする。

「ね、ゆう…」

「…ん?」

首筋にキスしてるヤツを押し返しそのまま唇を重ねて…

「シてあげる…」

僕を見下ろす祐一郎が体を起こしベッドに座って…僕はその堅くそそり立つ祐一郎のを口に含んだ。

「…ッ…ひろ…」

頭上からはいつもと違う溜め息にも似た色っぽい声がして…自然と身体の芯が熱を帯びる。

堅いヤツのを軽く握り、中指だけ裏に回して上下に扱くと…含んだそこからじんわりと溢れ出してきた。

僕の愛撫に祐一郎が感じてる…そう思うだけで僕まで濡れてくる。

「ひ…ろ…イきそ…」

くぐもった声に反応し、舌も唇も指の動きも速めて…

「…ッ…く…!」

低く唸りながら祐一郎が達し…放たれたそれをゆっくりと飲み干した。

「…ひろ…」

「ん…」

「…飲んでくれたの?」

身体を起こして祐一郎を見上げる。
少し汗ばむ整ったキレイな顔には満面の笑みが浮かび…僕はなぜだか妙に恥ずかしくなった。

「ありがと…すげー嬉しいよ。」

伸ばされた腕がギュッと僕を抱き締めてくれる。

「キモチ…良かった?」

僕を見下ろす祐一郎がやんわりと笑って頷いた。


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