K I R I B A N
A
階段を上がり、祐一郎が自分の部屋の鍵を開けるのを隣りで見上げる。

鍵が外れ開かれたドアの中に滑り込む。
これも毎日の事。

「…勝手知ったる…ってトコだよね?」

呟く僕を後ろから抱き締める祐一郎の手に掌を重ねた。

「弘樹…俺もうビンビン…。」

首筋に顔を埋めるヤツのサラサラな髪を撫でながら左手を後ろにずらし、股間に触れる。

「…うん…スゴい。」

「ね、挿れてイイ?」

ヤツの唇が耳たぶを甘く噛み熱い吐息が中に流れ込んできた。
それだけでコーフンする…僕の身体。

カチャッ…って音と共に張り詰めてた前が楽になり…素足を布が滑り落ちていく。

「ゆう…イキナリ?」

「うん。我慢できない。」

前に回された右手がシャツのボタンを器用に外し左手が…僕のをゆっくりと扱き始める。

「ン…ゆぅ…」

「弘樹…もうこんな?」

ボタンが外れたシャツを軽くはだけさせ、露出した肌に祐一郎の唇が触れた。

「…あ…ッ…」

胸を撫でる掌が突起を軽く撫で、すぐに反応を示した突起が長い指に掴まり…何度も捏ねられる。

「あ…ぁッ…ゆう…」

「…ん…可愛い…弘樹。」

胸より…ナカをされる方が好きなのに、今日はスゴくキモチイイ。
祐一郎のやらしい愛撫に身体の震えが止まらなくなった。


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