K I R I B A N
C
肩で息する智を抱き寄せ唇を重ねる。
差し入れた舌に智のが絡み濃厚なキスへと変わっていく。
その間も熱いナカを突き続けて…さすがの俺も段々と限界に近付く。
「とも…」
見下ろした智にももちろんそれは通じてて。
「たく…」
震える両腕を俺の首に回しギュッと抱き着いてくる。
これが…俺がイく時に智が望んでいるカタチ。
フィニッシュは強く抱いていて欲しいんだ…と。
愛しい恋人が言う。
俺としては、感じてる智を見下ろしながらイきたいんだがな。
「とも…ッ!」
キツいナカに包まれたまま最奥にグッと突き挿れ…熱いネツを智のナカに注ぎ込んだ。
「…ッ…」
ドクン…
脈打つ度に体中の熱が智へと移る。
体温が下がると同時に、体の芯からわき上がる…愛しさ。
「とも…」
ウットリしたような表情がまたそそる。
額にキスをすれば愛しい恋人のブラウンの瞳が真っ直ぐ俺を見上げてやんわりと溶ける。
「…たく…ま。」
「ん…なに?」
頬にキスして…まぶたにキスして…唇に、キスをした。
「……好き。」
顔を真っ赤にした智が俺の胸に顔を埋める。
照れ屋な智の口から思いがけず愛の言葉が告げられ…ガラにもなく…ヤバいくらいに照れた。
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