K I R I B A N
E
濡れるハズのないナカからいつの間にかいやらしい水音がし始め、恥ずかしさと気持ち良さに身体が熱くなる。
その最中にも腰を進める祐一郎の動きが更に激しくなり…堅い尖端がナカの僕のイイトコだけを狙って突き上げて。
「あッ!バ…カ!」
「ココ、好きだろ?」
「は…あぁ…ッ!」
何度もソコを突かれて…もぅ…!
「ヤ…ッあ…イ…くっ!」
張り詰めた僕は…震えながら祐一郎との間で限界を迎えた。
ビクビクと身体が震えて自然とナカに力がこもって…。
「…締め…んな…弘樹!」
それと同時に…祐一郎が僕のナカでイッた。
放たれた熱いのがナカに広がり…幸福に酔いしれながら触れるだけのキスをする。
「イく時の弘樹…すげーエロっぽい。」
「お前も…だよ?」
力の入らない腕でヤツを抱き締め、唇を重ねる。
差し入れられた舌に応え深い口付けを交わした。
祐一郎とするキスは結構好き。
セックスもキモチ良くて好きだけど。
「俺ね…。」
離れたヤツの唇がゆっくりと動いて。
「弘樹とするキス、大好きなんだよね。」
たった今…僕が思ってた事が目の前の祐一郎の口から告げられて。
思ってる事は一緒なんだな…なんて。
こたえる代わりにもう一度唇を重ねた。
大好きなキミとのキス。
―END―
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