K I R I B A N
C
下着の中に差し入れられた右手が僕のをゆっくりと扱き…左手がTシャツの中に滑り込むと、行為を期待した身体が微かに震えだす。

「弘樹…コレも堅くなってるね?」

「あ…あぁ…ッ!」

胸の突起を捏ねられ抱き締められてる身体がビクンと震える。

首筋を這うヤツの舌に感じ首を後ろに向けてキスをせがんだ。

「舌…出して?」

薄く開いた唇の隙間から少しだけ舌を出すと…唇を重ねてきたヤツに強く吸われて持って行かれる。

差し込んだ祐一郎の口の中はスゴく熱い。

絡む舌も、吐息までもが熱くて…僕の身体にまでそれが伝わってくる程で。

離れた舌先が再び首筋に戻り、Tシャツを脱がされた肌に熱を植え付けていく。

「あ…つい…ゆ…ぅ!」

黙ったまま僕の突起を絡めとり、先端に歯先を当てる。

「ん…はッ…!」

のけ反る身体を強く抱き締められ、下着ごとスウェットが下ろされて…裸にされた。

「ゆ…う…ここで…スるの?」

見上げた端正な顔が…やらしく笑って唇にキスを落とす。

「弘樹は…?ここじゃヤなのか?」

低い声で囁かれ無意識に身体が跳ねる。
分かってるクセに。

「こ…こで…」

「ん?」

「挿れ…て?」

嬉しそうに笑ったヤツが…僕の両足を大きく開いた。


[*←前n][次n→#]

5/8ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!