K I R I B A N
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シャツのボタンが外されはだけられた胸に祐一郎のデカい手が触れる。

「なに?」

「置いてきぼりくらった腹いせにセックスするんだよ?」

「なんだそれ。」

クスクスと笑う僕の唇にヤツのが重なる。

「心配したんだからね?」

真剣な瞳に射られて胸がドキドキして…。

「…ゴメン。」

伸ばした腕を祐一郎の首に回し今度は僕からキスをした。
ヤツの指が胸を撫でそのまま下りて行く。

「腹いせのセックスに付き合ってやるよ。」

解いた手でヤツのワイシャツのボタンを外し…そこから覗く、キレイに引き締まった体に唇を寄せた。

「弘樹…感じちゃうだろ…?」

頬を赤くするヤツを見上げて。

「感じないセックスなんてキモチ良くないじゃん?」

「…まぁね。」

二人して笑ってどちらからともなくキスをする。
抱き合って…着てる物を脱がせあって…お互いを確かめ合うように唇を重ねる。

「…ん…」

「弘樹…。」

伸ばされた右手に僕のがやんわりと包み込まれ…ゆっくりと高められていく。

「あッ…ぁん!ゆう…!」

「…キモチイイ?弘樹…」

溢れ出る雫に濡れた僕のを祐一郎の舌がいやらしく舐め上げ…そのまま咥えられてアッと言う間に限界を迎えた。


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