K I R I B A N
F
太い一樹のがナカをスライドする度、痛みに顔をしかめる。
「優太…。」
「へ…いき…。」
遠慮がちに動かされる方が反って痛いのかな?
「いつき…もっと…して?」
黙って腰の動きを速くする。
…どうやっても…痛いのか…と半ば諦めかけたその時。
「あ…ンッ!」
突然快感が訪れた。
そんな俺の反応に驚いた顔した一樹がもう一度同じ場所を突く。
「あぁッ!」
やっぱり…キモチイイ。
気を良くしたのか一樹はソコだけ狙って突き上げてきて…俺は…
「や…あッ!イ…クッ!」
アッと言う間に…一樹との間で達してしまった。
「優太…そんな顔…他のヤツに見せんなよな。」
チラと見上げる一樹はいつもより真剣な顔してて…俺は黙って頷く。
「愛してる…。」
小さく呟いた一樹を驚いて見上げれば、真っ赤な顔をして奥へと突き入れてくる。
「…あぁ…!」
「優…太…ッ!」
強く突かれて…感じるナカに熱が拡がった。
ビクビクしてる一樹からどんどん注がれ…コトの意味を知る。
降ってくるキスに応えながら一樹とこうして抱き合える幸せを噛み締めた。
毎日毎日、好きになる。
大好きな一樹をギュッと抱き締めて…甘いキスと幸福感に瞳を閉じた。
―END―
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