K I R I B A N
E
「あッ!あ…ッ!ンッ…」
背にした壁に身を預けて喘ぐ智を見ながら腰を動かし続ける。
体勢が悪いと締め付けが強くて…ヤバい。
後ろに手を回しエプロンの紐を解いて身ごろを引っ張り…あらわになった胸にかぶりつく。
「…はッ!…ぁッ…!」
舌先でなぶり腰を強く速く打ち付ける度、俺の肩にすがる智の指に力がこもった。
「た…くッ!あぁ…も…」
「イけよ…。」
唇を重ね舌を絡め合う。
感じてる時の智のキスは積極的で…俺はかなり気に入ってる。
セックスしてる時みたいに普段から俺を求めて欲しいもんだ。
なんてボヤいてると…
「たく…ッ!イ…クッ!」
達した智のがエプロンを濡らし…それを引き剥がして柔らかな肌を直に抱いた。
「とも…すげぇイイ。」
達してキュッと締まったナカでスライドを繰り返す。
込み上げる絶頂感に堪えつつも限界が近付いて…
「とも!」
「た…く…」
唇を重ねて…熱いナカでイッた。
荒く息を吐きながら智のナカに注ぎ込む。
愛する智とのセックスはこの上なくキモチイイってのを実感する瞬間。
「たく…?」
潤んだ瞳に吸い込まれるようにキスして…強く抱いた身体に唇を寄せ俺のだという証を刻み込む。
いつまでも俺だけの物であるようにと…願いを込めて。
―END―
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