K I R I B A N
C
夕べも繋がったソコは…何の抵抗もなく熱い拓真を受け入れた。

「お前んナカ…マジで…サイコー。」

見つめ合って唇を重ね…強く抱き締め合う。
舌が絡まるのと同時に…ゆっくりと拓真が動き始めた。

ゆるい突き上げに始まり角度を変え…強弱をつけて。

こうして愛し合うための場所でもないのに…いつの間にか俺の身体は拓真と繋がる事に快感を覚えて…。
濡れるハズもないのに洩れ聞こえる水音に身体の芯が熱くなってく。

「あぁ…ッ!たくッ!」

「…とも…。」

色っぽい拓真を見上げて自然と笑みが零れた。
愛しくて堪らない…俺の大事な人。

「た…く…」

震える指先を伸ばして、拓真の頬に触れる。
その手をやんわりと包み込み…手の平に拓真の唇が寄せられて。

「…とも。愛してる。」

「お…俺、も…たく!」

唇を重ね…施される甘いキスに酔いながらナカをスライドする拓真を感じる。

熱い熱が俺の奥へ奥へと進む度キモチ良くてまた声を上げて…。

「あ…ッ…ンッ!たく…ッ!」

「…とも…ッ!」

唸るような低い声と共にナカに熱が拡がり…俺も同時にまた達して拓真の腕に強く抱き締められる。

脈打つソレから注ぎ込まれる感触に…幸せを感じてそっと瞳を閉じた。


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