愛のカタチ/1.5
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ほわほわとした湯煙に包まれている浴室の中、湯船に浸かってふっと一息吐いた。

…のも束の間。

「や…ッ、たく…」

背後から回された拓真の手が俺の膨らみのない胸を覆い…その指の間で突起を転がす。
たったそれだけのことなのに俺の身体は敏感に反応してしまうんだ。

「普段あんな冷たいのに…今のお前の身体、すげぇ熱いぜ?」

耳たぶを噛まれ胸の突起を強く捏ねられる。

「あぁ…ッ!」

身体がビクンと跳ね上がり一層声が掠れた。
浸かってるお湯の熱さと愛撫されて上がった体温が思考を狂わせているみたいで…。

「ともチャン…足、開けよ。」

耳から脳へと流れ込む拓真の声に従ってキツく閉じていた膝の力を抜き…両足を左右に開いた。

「…イイ子だ…ご褒美にもっとキモチ良くしてやるよ。」

そう言って…唇の端を上げた恋人が耳元で楽しげに笑う。

突起をまさぐっていた指先が肌を舐めるようにして下っていく。
そして…俺の熱く高まっているアレを軽く握って上下に扱いた。

「あッ!ぁ…ン…ッ!」

ビクビクと震える身体に波立つお湯が当たる。
腰に触れている拓真の堅いのが…その度強度を増すのが分かって自然と奥が疼き出した。

「た…くっ…」

「なんだ…。」

未だにそれを告げる事が出来ない俺は…首を目一杯後ろに向けて愛しい人の唇にキスをするくらいしか出来ない。
…けど。

「…欲しいのか?」

離れた唇がそう告げて…キレイな顔がいやらしく歪む。
同時に拓真の長い指先が俺の入口をそっと撫でながらゆっくりとソコを開いて…。

「イヤラシいな…ともチャンは。」

そう言って…俺のナカに拓真の熱いネツが入ってきた。


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