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夏真っ盛り!というわけで、やってきました家族旅行!
「暑いわねー」
ギラギラと照り付く太陽の下、ルッス姐はサングラスに日傘(←)を差しつつ汗を拭ってて。
「む、この素材、かなり良い感じだよ」
夏仕様のマントに身を包んだマーモンは、こんな時だけちゃっかりルッス姐の日傘の中にいたりする。
「う゛おぉぉぉーーい!てめぇら、何すんだぁ!」
「「だってうっとおしいし」」
「こういう時ばっかりハモるんじゃねぇーーーー!!!」
私とベルは、先程からうっとおしいほどに「暑い!!!」と雄叫びをあげるスクアーロに、ベルは頭から水をかけて、私は背中に氷を入れて冷してあげたのだ。
なのにスクアーロは不満タラタラで文句をいう。
「もーその髪切っちゃおうよ、見てるだけで暑い」
「しし、了解!おい、鮫。そこになおれ」
「お゛ぉーい!俺は悪代官かあぁぁぁーーー!」
「うるせぇ、カスが!」
ガコンと盛大な音がして、見るとザンザスの持っていたコーラの瓶(何故にコーラ。何故に瓶)が見事スクアーロの頭に命中していた。
「……。どうしよ?これ」
「あ?やっぱ鮫は海に還すモンなんじゃね?」
そういってベルはスクアーロを海に還してあげました、まる(作文風だね)
「おい、お前ら。いくぞ」
「しし、ほら由紀、ボスが呼んでる」
「ちょ、待ってよ!ベル!!」
ベルに手を引っ張られて、休憩を終えた私たちはザンザスの運転する車に乗り込んだ。
キラキラ光る海にぷっかりと浮かぶスクアーロは涼し気で満足してるよう(←)
私たちは一路、宿泊施設に向かったのだった。
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