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Love!
35.求める


復活、ベル妹連載















「あらー、眠っちゃったわね。」

「よ、妖艶だ・・・」

「しし、卸されたい?」

「ヴオオォイ!!
人の台詞を勝手に取るなぁ!」

「煩いよ、スクアーロ。
起きてしまうじゃないか。」


そう言いながらマーモンは自分の手におさめられている小さいカメラのシャッターを押した。
後でスクアーロやベル、ボスに高く売りつける為だ。
シャッター音は消せばいいし、フラッシュも問題ない。
何故ならば辺りが明るいからだ。


「よっぽど疲れたのかしら?」

「いや?
昔から昼夜逆転体質だったからこんなモンだぜ?」

「そういやぁそうだったなぁ・・・」


スクアーロとベルは納得して頷く。
現在の時刻はA.M.10:38。
任務の手伝いに来ていた藍は終了してからヴァリアー幹部と6時間ぶっ続けでポーカーや大富豪といったカードゲームに興じていたのだ。
・・・と言っても最初から最後までぶっ続けていたのはベルと藍だけで、他の奴は仮眠を取りながら行っていたから眠くはあるが体力的にはそんなにキツくない。
彼女がページワンで127勝目をした所でソファーへと沈み、今に至る。

勿論、この大会には我らがボス、ザンザス様は参加していない。


「ファァア、流石に眠い・・・」

「今晩は任務もないからね・・・ゆっくり眠らせて貰うよ。」

「そうしちゃいましょう。
ほらレヴィ、いい加減鼻血を拭きなさい!」

「え、あぁ。」

「じゃあアタシ達もこの辺りで寝かせてもらうわ。
スクアーロ、藍ちゃんの事ヨロシクね。」

「ああ。」


ゾロゾロと部屋から出ていく同僚を見送ると、スクアーロはもう一回藍の方を向いた。
ちょうど寝返りを打っていつも隠されている右側の髪が垂れたのをそっと直してやる。
―――そう言えば、学生の時も俺が鍛練している隣でこんな風に寝ていたなぁ。
・・・と言うか、いつも寝ているか飴を食ってボーっとしていた事しか印象がない。
あの時までは。


「・・・・毛布、持ってきてやるかぁ」


感傷に浸りそうな自分を振り払って毛布を取りに歩もうとした瞬間。


「!?」


引き留められた。
――髪をおもいっきり掴まれて。
これは、地味に、痛い!
今、ブチィって音がしたぞぉ・・・
次代剣帝も、毛根も、涙目だ。
引き留めている藍はまだグッスリで、手を離す気はないらしい。

・・・なら、しょうがない。
スクアーロは藍が起きるまで横のソファーでいてやる事にした。


「・・・・・・ス、クアーロ・・・」

「・・・本当、無防備だよなぁ・・・
襲われても反論出来ないぞぉ?」

「・・・三枚卸しして・・・・アマゾンで・・ピラニアに、たべさせるよ・・・・・・スー・・」

「・・・。」


洒落にならない。
スクアーロは背中に冷や汗を感じながら、熱帯雨林には近づかないようにしようと決意した。












求める(無意識に。)
側にいて。










****


本誌に影響されて皆を出してみたかったんだ、ゴメンよ(´・ω・)
トランプ勝負はレヴィは全敗な気がします。
皆がタッグ組んでメッタ刺し(?)です。
マーモンはカメラ小僧でいいよ可愛いよハアハァ(危
あのくらいのサイズの縫いぐるみ、欲しいです。絶対気もちいいよ。
スクとベル妹については・・・うん、起きた後シチリア海に沈めに行くのではないのでしょうか。
なんというツンデレ。これが彼女クオリテ(止めろ







2/9 猫兎


[*Past][Future#]

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あきゅろす。
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