GORILLA
5(R18)
「っ…あ、あ──」
 勝手にイったおしおき、と称してこんどうに麻紐を絡められ、深々と貫かれる。出口を見つけられずのた打つ熱が呼吸さえも妨げるようで、それでも狭い内部を抉られ掻き乱されるから堪らない。身も世もなく一回り以上小さい山崎の細身に縋りつくことすら許されず、甘くとろけた声を零し体を震わせる。締め上げられたこんどうが頭の芯まで犯すようで、苦しいのにそれが嬉しくて涙が止まらない。
 戒められた腕の代わりに腿を山崎の腰に寄せると、小さく鼻で笑われた。


2016.2.6.永


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あきゅろす。
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