[携帯モード] [URL送信]



「先輩!あの、これ、良かったらどうぞ…」

「あ…?」

アキが天馬先輩に渡していたのは遠目からでも分かる赤い包装紙に可愛らしい白いリボンを装飾してある箱だった。



「つ、作ったんですけど、あの、……わっ」

ぎゅうぎゅうと強く、そして優しく天馬先輩がアキを抱きしめた。


「さんきゅ」

ちゅ、と可愛らしいキスを天馬先輩がアキの頬にした。アキは嬉しそうに笑っていた。




「ああああああ!!予想外ぃいい!!でも萌えるわぁあああ!!!あの赤くて幸せそうな顔!」

「アキくん…かーわいいなあ、もう。食べちゃいたーい!うふっ!ハァハアハァハアハァハア」



うん、ごめん。
こいつらがこんな性格だって分かってたけど台無しだよ。





その後、先輩もチョコを渡してアキが可愛く笑って今度は口にキスしていた。

うん、ここ人気ないけど一応公道だからね。











[前へ]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!