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足が地に着かない
飛んで 跳んで 曖昧バランス
見下ろした夜景に
涙 泪 広すぎた世界
この何処かで君は
約束をずっと守ってるんだろう?
退屈すぎる日々が
今も続いているのなら
きっと明日も明後日も
残酷に冷たい夜風が吹くんだろう
見下ろした雲の影
消えた 消した 頭のなか
背中も全部地に付けて
震える 怯える 隠してしまおう
この何処かで君は
信じ切れない未来を見ている
子供だったから直視(み)れた
素晴らしき夢も今なら
段々腐っていって
現実と重ねた息切れた希望
何処で買ったか忘れたお土産
名前も忘れたあの子との思い出の記憶も
棄ててしまおう 捨ててしまおう
一人夜風で泣いていた
何が悲しいかも知らずに
ただひたすら感情だけを
詩にのせてみたりした今もこれからも
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