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6
エレベーターの中に入ると、女性は一番上の階のボタンを押した。

特に話すこともなく、エレベーターはぐんぐんっと上へ上がっていく。


チーン
『最上階です。』


ドアが開かれると、そこはもう部屋だった。
高級そうな家具に、大きな窓からは童実野町全体が見渡せそうだ。

「どうぞ」
「あっ、どうも!」
僕が先に下りると、女性は下りず、礼をしてエレベーターのドアを閉めてしまった。


「あなたが遊戯ボーイですね」
ふと、どこからか、しゃべり方に特徴のある声が聞こえた。
僕は辺りを見回すが、人の姿は見当たらない。

「オー!ソーリー!テレビをつけてくださーい!」
「テレビ…」
僕は辺りを見回した。
テレビとしてあるのは、何十インチか分からないでかいテレビだ。

僕はテレビに近づき電源を入れた。

画面に現れたのは、人の顔だ。
僕はテレビから離れて、その人の顔の全体を見た。

銀髪のような髪に、片側を隠している外人の顔…ペガサスだ。

「初めまして!遊戯ボーイ!」
「ど、どうも…」
「アテムボーイはどこにいますかー?ユーと一緒に来ると、聞きましたがー?」
「あっ、彼はバスに乗り遅れました。」
僕がそう言うとペガサスは、悲しそうな顔をした。
「それはバーット!」
いや全然悲しそうではないな…



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