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 あとはたまに、図書館でシルバーについてや古代エジプトの本を見ている。

何で、こんなのに惹かれるのかは俺もよく分からない。

俺は記憶喪失ってやつだった。

初めて相棒に会って、いろいろ聞かれた時、俺は名前以外答えることができなかった。

名前以外が本当に思い出せないのだ…

俺が何者で、何をやっていたのか…もしかしたら、俺は無意識に記憶を探していたかもしれない。

そこで惹かれたカードとエジプトとシルバーは、記憶の手がかりかもしれない…

俺が図書館に足を向けるたその時に…

「ヘーイ!ユー!ちょっと待ってくだサーイ!」

特徴のある男の声が聞こえた。
俺は思わず後ろを振り向いた。

そこには、長身の男が立っていた。
灰色のような長い髪は、男の片側の顔を隠していた。
そして赤いスーツは、どこか普通の人とは違う感じがする。

この男はどうやら俺に話しかけたらしい。

「そう、そこのユーデース!」

振り向いた俺に、男はそう言った。

このハイテンションなしゃべり方をする男は、一体…誰だ?

「あなたデュエルに興味があるのデスカー?」
「あっ、あぁ…」
「オー!イッツアミラクル!奇遇デース!ミーもデュエル好きなんデース!」
「お、お前は?」

俺は男に尋ねた。
男は、驚いた顔をし、

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