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「あぁ」
アテムはそう答えた。

「あっそ…じゃあ切るね」
「ちょっ、ちょっと待て!相棒!」
「冗談だよ」
「驚かせるなよ」
「助けてってどういう事?」
「いや…時間がないから、家帰ってからでいいかな?」
「うん、むしろそうしてほしいよ」
「急にすまなかった。じゃあまた。」

そう言って、アテムは電話を切った。

僕は耳から携帯を離し、画面を見つめた。

アテムが電話を切るとき、気になる音が聞こえたんだ。

それは、
学校のチャイムだ。

ちょうどその時に、外からもどこかの学校のチャイムが聞こえた。

アテムもその近くにいたのかな?

まぁ、全ては帰ったら聞けばいいんだ。



「遊戯ー!」
下からジイちゃんが僕を呼んだ。
「なぁにー?」
「すまんが、お店の手伝いをしてもらえんかのー?」
「お店手伝うほど、忙しいの?ここからじゃ、お客さんの声なんて聞こえないけどー?」
「失敬な!商品が来たから運んで欲しいのじゃ!」
「冗談だよ!今行くねー!」

僕は携帯を机に置くと、階段を降りていった。

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