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ムヨ班

「ムヨ!!」

「何?ロイド」

「好きだ!!」

「私もだよ」

「!!」

「これからもずっと、いい仲間でいてね!」

「(……遠回しにフラれた?)」




「ぼ、僕は別にお前が好きなわけじゃないんだからな!」

「リオン……ボクのこと嫌いなの?」

「!!」

「そっか……」

「ち、違う!嫌いなんかじゃない!(むしろその逆だ!)」

「ならよかった!」

「……フン(そ、その顔は反則だろう!!)」




「ムヨ!そろそろわかれよ?」

「何?ルーク」

「俺はお前が好きなんだっつの!」

「今日はよく言われるなぁ」

「は?」

「これからもボクとパーティ組んでやるよ!ってことでしょ?」

「あ、ああ?」

「みんな仲良いなぁ。考えること一緒なんて」

「待て!他のヤツらなんかどうでもいいんだって!俺はお前が、」

「ボクのパーティは仲良いなぁ」

「(そ、そんな顔されたら否定できねぇ!!)」




「お前らが先に余計なことやるから失敗したじゃねぇか!」

「俺はちゃんと言ったぞ!リオンと一緒にするな!」

「くっ……」

「なんだぁ?リオンのせいなのかよ?」

「ぼ、僕はちゃんと言ったぞ!」

「なんて言ったんだ?」

「き、嫌いなんかじゃない……」

「ハッ!それであの鈍感なムヨが気付くかって!考えろよ、お坊ちゃま!」

「お坊ちゃまというのはお前に言われたくない!!」

「お前のムヨへの気持ちはそんなものだったのか!?見損なったぞ!リオン!」

「ぼ、僕は……僕は……」

「何してるの?」

「ムヨ!!」

「ほら、お前も言えよ!じゃないとお前をライバルだなんて認めないからな!」

「あ、ああ」

「ん?どうしたの?」

「ムヨ、僕は、お前が……」

「あっ!!そんなことよりなんかね、さっきチェスターと二人で修行クエストに、」

「うわああん!」

「あ!リオン!」

「あ!待てよ!」

「(……みんな仲良いなぁ)」






ロイドがみんなよきライバル的な感じで接してるため、無意識にお互いがお互いをプッシュしてます。仲良しやん!
暗黙の了解でみんな抜け駆け禁止!だけどルークだけは平気でそれを無視してます(^ω^)



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