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甲板にいるサラに、後ろからベアトリクスが声を掛けた。

「サラ、何してるの?」

「!ベア」

「どうしたの?」

サラが振り返ると思っていたよりもベアトリクスが近くにいた。

「なんでも、ない。俺は、今、帰ってきた」

「……なんか喋り方おかしいわよ?」

「そんなこと、ない」

サラが赤い顔のままそっぽを向いた途端、「あーっ!」という叫び声がした。

「ベアだー!」

「ベアちゃんっ!」

「フロア!ピアン!」

フロアとピアンがすごい勢いで走ってきてベアトリクスに笑顔を向けた。

「なぁ、ベア!今から三人で修行に行こう!」

「行こう、ベアちゃん」

「もちろんいいわよ!二人で走ってくるからビックリしたわ!」

ベアトリクスと距離が出来て落ち着いたサラ。

「ベア、サラは女の子ダメなんだ」

「サラ君はね、恥ずかしがり屋なんだよ」

「そうなの?」

「す、すまない。何人かでいればまだいいが、二人きりや近距離はダメなんだ」

「まあ、そんなのいいから早く行こう!」

「フロアちゃん、今大剣士だからやる気満々なんだよね」

「今日はウチが一番多く倒してやるよ!」

「私も負けないわよ!」

「わ、私も、負けないよ?」

「勝負だな!じゃあサラ、行ってくる!」

「ああ、気をつけて行けよ」

「もちろん!」

「が、頑張ってくるね!」

女の子達がいなくなると今度はカナデとネロが現れた。

「今は女子いないんだね」

「ああ」

「やったな!ネロ!」

「うん。寝ようか、カナ、ぐぅ」

「すかー」

「……早いな」

「兄さん!また僕に……」

「ピアン、いる?」

次に現れたのはロンドとチハヤだった。

「なんだ、サラか」

「二人は寝てるんですね」

「フロア達もいない。今だけだな、平和なのは」

「……そうですね」

「本当にまともなのがいないよね」

「ピアンは違うぞ」

「……ネロとフロアは認めるんだね」




フロアとピアンはベアちゃん大好きです!サラを助けたのはついで!笑

そして初めてのオールキャストでした!
男子出番少なっ!次は頑張ります!
























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あきゅろす。
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