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ディセンダー組とジェイドとハロルドとスパーダとルーティとアニスとイリア

「やっとバンエルティア号に帰ってこれたな!」

「う、うん。早く甲板に行こう?」

「あそこにいるのはジェイドだな」

「ジェイド!?」

「反応早いね、ネロ君」

「ぼ、ぼくは、あの人だけは本当に苦手だよ」

「あっちはハロルドちゃんだね」

「ハロルド!?」

「今度はフロアか」

「ウチもアイツはダメなんだ!なんかダメなんだ!」

「あっちはジェイドがいるからぼく嫌だ!」

「ネロが強く意見を言うなんて珍しいな」

「そ、そんなに嫌がらなくても、ハロルドちゃんもジェイド君も別に」

「「「ジェイド君!?」」」

「え?え?」

「わかっていても、何度聞いても違和感があるな」

「あっはっはっは!その呼び方いいじゃん!そう呼んでやろ!だからハロルド避けて行くぞ!」

「嫌だ!ぼくは絶対ジェイドに近付くの嫌だ!」

「あ、あれはスパーダだな」

「え、スパーダ君?」

「ピアンすっごい嫌そうだね」

「そ、そんなことないよ!わ、わ、わ、私、スパーダ君、スキダヨー」

「最後棒読みじゃん!」

「に、苦手で」

「これで俺以外の苦手が行く手を阻んだな」

「あっれー?ネロにサラにフロアにピアンじゃない。何してんの?」

「ルーティちゃんにアニスちゃんにイリアちゃん」

「さっさと行くぞ」

「サラ!待て!ダメだって!」

「俺が全員に言えば済む」

「ナイス!サラ!」

「あんたって本当にクールね」

「つまんないヤツねー」

「サラさん素敵ですぅ!私もご一緒していいですかぁ?」

「ダメだよアニス!」

「え〜?あ、ネロってば嫉妬してるわけ〜?」

「そうじゃなくて……ほら、早く行ってよサラ」

「ああ」

「で、本当にあんた達何してんの?」

「行く手を阻まれたんだ。ウチはアイツダメだし、ネロはジェイドダメだろ、サラは女の子苦手だろ、ピアンはスパーダ嫌いだろ」

「き、嫌いじゃないよ」

「スパーダ嫌われてんの?あとでからかってやるわ」

「イリアちゃん笑い方怖い」

「照れてるサラさんも可愛いですぅ」

「うん、ぼくもそう思うよ」

「どいてもらったぞ」

「ナイス!サラ!」

「やっと帰れんのね!巻き込むなっつの!」

「ご、ごめんね」

「よいしょっと」

「あれ〜?サラさんは?」

「逃げたんじゃないかな。じゃあぼくは寝るよ。報告よろしく」

「おう!お疲れ!行くか、ピアン」

ガチャリ

「おや?誰か私を呼びませんでした?」

「あ、大佐!」

「ぼく!もう一回モンスター狩ってくる!」

「はえーな!」

「呼んだ〜?」

「ハロルド!」

「待てよネロ!ウチも行く!」

「あ……もしかして、」

「あら!嫌われ者のスパーダさんじゃないですか!」

「ふ、二人とも待って!私も行くよ!」

「なんだぁ?」

「あんたがピアンに嫌われてるってことよ」

「はぁ?」

ガチャリ

「報告終わったぞ、ネロ……二人もいない?」

「あ!サラさん!」

ガバッ

「なっ!離れろ!アニス!」

「はぅ〜ん。アニスちゃん疲れちゃいましたぁ。サラさん、運んで下さ〜い」

「な、何を言ってるんだよ!スパーダ!俺を助けろ!」

「照れてるサラさんも可愛いですぅ」

「スパーダ!」

「よかったじゃない。少なくともサラには好かれてんのね」

「うっせーよ!」
























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あきゅろす。
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