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SUMOMO半蔵の歌〜あの娘は天使/すもも/ギャグ
※半蔵のキャラがストーカーです。設定無理な方は見ないほうがいいかもしれません。



名無しさん名無しさん名無しさんハァハァ

♪一日出会ったら一目惚れ

移動教室。ペンケースを半開きにしていたことに気づかずに移動する。
天下くんがサッカーの話をしているが聞き流す。どうでもいい。マジにつまらん。

すると後ろから、天下くんじゃない、女の子の声がした。

「消しゴム落ちたよ」

ん?
最初、自分に言われたことに気づかなくて、なんとなく後ろを向いた。
すると後ろにいた少女は、なんと僕のほうを向いているではないか。ドキッとする。
目線があったことに気づいた彼女はニコッと天使のような笑みで一歩近づいてきた。思わず硬直する。

「はい」

「あ、あ…あり、ありがと…」

「どういたしまして」

ほかの女の子が彼女の名前を呼んだ。名無しというらしい。
彼女は声のほうへ戻っていった。そのとき僕は、恋に落ちた。

♪いかしたあいつは天使だよ

♪今日も一人で屋上に
 空が好きなの?僕は好き

「やぁ!名無しさん!」

「…半蔵くん」

僕の名前覚えててくれたんだ。感動する。

「空、好きなの?」

「え。何で?」

「だってよく、屋上に行ってない?」


……はっ。
何でこいつ屋上に行ってること知ってるんだって不気味がってるかも!
どうしよう。言えない。毎日趣味で尾行してるなんてことバレたら完璧にひかれる。あ、家の道まで完璧です。

「いやぁ、たまたま何度も見るっていうか」

と、付け足したが、彼女は何も思ってなかったようだ。

「…うん。空が好きだよ。だってキレイじゃない?」


♪あなたのほうがキレイです。
 なんて言ったら怒るかな?


「じゃ、私は教室に戻るね」

「あ、はい」


♪僕は何度も君を見る。
 困った顔も、泣いた顔も、笑った顔も、全部写真にとってます。


「…今日の五時間目の、眠たそうな顔、かわいかったなぁ〜」


♪スカートの丈、短くない?
 いつもの階段、距離をとる。
 上から見える違和感なしの苺、僕鼻血

♪そんな僕は、君のことが大好きです。
 ずっと君のこと考えてます。

♪あの時に一目惚れ。
♪いかしたあいつは天使だよ



「らーらーらーらーらー……


 という曲を彼女に贈りたいんですが、どうですか?姐さん!」

「死ねばいいと思うよ」

終わり☆


一ヶ月ぶりの更新です。
歌詞は思いつきで(作曲は全然ないですが)書きました。
でも題名のほうはマクロスFのほう、真似させてもらいました。
何か久々のギャグでギャグかよくわからないですが、一応ギャグです。

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