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Long 『ONE PIECE』

ざばぁっと船尾に現れたのは・・・人魚猫?猫人魚?

「海猫!」

あ、海猫って言うんだ。
なぜだろう。あの招き猫と魚を足して2で割った様な外見よりも、耳にピアスしてるのがすんごい気になる。

みんながメシメシ騒いでるけど…
こいつら、ホントに何でも食うな(笑)

面白くて見てたら、ビビが一斉に3人を殴り飛ばした。
ビビさん?そのトゲトゲの鬼さんが持ってそうな棍棒を、どこで手に入れたんですか…?

ゾロの声で、俺も目をこらしてみる。
BWのマークが入った船が盛りだくさん。

あの…ねぇ?
BWって秘密結社だよね?

「堂々としすぎだろ…」

なんで、誰も突っ込まないんだ…?
俺か!?俺が可笑しいのか!?




その後。
ゾロが言っていた対策、とやらを実行に移した。

へぇ…
みんなの言葉を聞いて、俺も一瞬思った。
ゾロがすでに偽物だって。うん、ごめん。

「よし!とにかくこれから何が起こっても、左腕のコレが仲間の印だ!」

みんなで、ずいっと腕を集結させる。
その腕には包帯。そして…

俺は、無意識に腕の包帯をぎゅっと抑えていた。
ビビを見たら、同じ事をしていて。

やっぱり、仲間と認めて貰えるのは…とても嬉しい事だから。




船を岸につけた瞬間。
赤いのが飛んでいく。

「メーシー屋〜っ!!」

「ちょっと待てー!!」

「ありゃー…」

みんなまだ船から出てないのに、走り出ていくルフィ。
しかたなしに俺が後を追う事にした。

「俺、追うわ!!」

みんなの声を聞きながら、ルフィの後を追う。
全力でしばらく走ってたら、なんとか追いつくことに成功。
目の色が変わって食い物一色に染まったルフィの走る速度はあり得ない程に早く、俺でも追い付くのに結構体力使ったっつーの!

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