Long 『HUNTER×HUNTER』 1 たしか…ここら辺だよなー? なんてうろうろしてたら、発見。 隠れた名店って雰囲気の定食屋さん。 迷わず中に入る。 歓迎の言葉を受けながら、思い出していた。 えーっと…確か、 「ステーキ定食」 にやっと店主さんが笑って聞き返す。 合ってたみたいだな♪ 「弱火でじっくり」 「いいよ。奥へ入んな」 言った店主に合ってた事にほっとため息を吐いて、可愛い店員に案内されて笑顔でありがとうと言って長い長いエレベーターを降りた。 これ、食べて良いのかな? 良いよね?いいよな。 よし、食べよ♪ 「あー…ん?」 大口を開けた瞬間。 エレベーター(部屋)はがたんと一瞬揺れて、止まった。 開いた扉から出れば、暗いところへと出る。 出たら沢山のギラッギラしたムサイ連中。 そんな連中を見渡していたら、プレートを渡される。 「ありがと!」 101番、ね。 101匹わんちゃんとかあったよね〜♪ てこてこと中を歩いていったら、確か…あれ?なんか豚っぽい名前の人。新人潰しの。 そいつを見つけて、そいつには気付かれないように反対側へと移動した。 ヒ、ソカさんと目が合いました。呼ばれている気がする、スゴイする。 めっちゃ見てるし、手招きまでし始めちゃったし!! 俺は一つため息を吐くと、ヒソカの元へと移動した。 「やぁ」 「どーも」 なんか、このヒソカ苦手なんだよなぁ… どちらかというと、原作みたいに襲いかかってきてくれた方が好感持てる気がするし。 「ユウキも受けるんだ…」 「まあ、始めからそのつもりだったしな♪」 とりあえず、暇つぶしに話しには答えてみる。 まだ、なんでこのヒソカが苦手なのか自分でも解ってないから、その理由探しと言えない事もないけど。 「今日は犬連れてないんだね」 「炎狼は狼だよ。それに…俺一人で平気だろうしな」 まあ、それもあるけど…炎狼はヒソカ嫌いみたいだから、試験には参加させる気、無かったんだよね。 まあ、そうは言ってても、いつか戦わなきゃならないんだろうけどさ。 それからしばらく適当に話していた。 時間が結構経ったのも気付かないで居たら、後ろから人にぶつかられた。 油断してたなぁ(笑) 誰かに押された俺はそのまま壁に突っ込んで、足がぶつかってヒソカのカードタワーを崩してしまった。 「あ、ゴメンなー。ヒソカ」 話しながらもご機嫌に積んでいたタワーだったから、取りあえず謝っておいた。 だって、まだ戦いたくないし。 ・・・?俺、そんな事思う人間だったっけ? なんて思ってたら、ヒソカは俺にぶつかってきた奴にトランプを投げつけた。 [次へ#] [戻る] |