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Long 『HUNTER×HUNTER』
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辺りを見回してみる。
なんだろう、暗いだけ。

カッと急に電気が点いて、目を細める。
永遠に続きそうな階段が見えました。

「つまんな…」

また、こういうのな訳?

俺は深い深いため息を吐いて、横に置いてあった腕時計みたいなのを腕にはめて歩き出した。

しばらく降りていたら、何故か違和感。
なるほど。トリック、ね。

降りているように感じるし、見えるけど、俺はいつの間にやら登らされていた。

俺は少しだけ口角が上がるのを感じて、壁を蹴ってみた。

どごぉ…ん

…やりすぎた。
まぁ、いっか。

隣に開いた穴から通路に出てみたら、一本道。
階段よりは何か仕掛けがありそうだよね。

てくてくと歩いていたら、小部屋に辿り着いて数多の扉。

「どれにしよおかなぁー♪」

円をしてみたら、右角の2番目の扉の先から人の気配。

俺が円をした瞬間に、ギリギリ円の範囲から出てしまったそいつの所為で、誰かまでは分からなかったけど。

戦えるかなーっ?
なんて、淡い期待を抱いてそっちに行ってみる事にした。

しばらく歩いていたら、なんかの死体。あ、違った。
誰かの、死体。

「ちぇー…」

既に死んでるって事は、誰かがここで戦ったという事。
つまり、俺の敵がそいつによって倒された、と言う事。

ちょっと、むかつくなぁ…

俺は他のルートに行こうかと思って、壁に再び蹴り。
あ、こっちはさっきの俺のルートじゃん。

吹き抜けみたいになってるその先に、ぽつんと浮かんでいる階段。

俺はくるっと振り返って反対側の壁を壊して、広い部屋に出た。

よし。
再スタート♪

てくてくと歩いていたら、変な人が来た。
なんか、すっごいウザイ。

さっきからベラベラと話してる。
俺は何十人と殺しただとか、お前位なら指一本で倒せるだとか…

「ねぇ、御託は良いからさ。戦わないの?」

そう言ったら、そいつは思い出したかのように、返事をした。

ガチャンと外れた手かせを放り投げて、体中を覆っていた布を投げ捨てるそいつ。

確かにマッチョだし、顔も…マッチョ顔?

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あきゅろす。
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