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夜の真上

ふと見上げた夜空が
寂しそうに泣いていたんだ

星は夜空が流した涙の光

これだけの涙を流したんだ
疲れて暗くなってしまうのも
よくわかる

だけど

夜空に花火

すごく綺麗で

着飾った夜空が
嬉しそうに笑って

花火は笑った夜空の気持ち

また来年も
打ち上げるから

だから

わらって夜空
なかないで

あなたはいつも泣いていて
君はたまに笑ってみせる

こうして苦楽を示す夜空を

月は毎夜眠そうな顔で
そっと見守ってる

こんな日が、
夜 真上では繰り返されている

思い出したら
見上げてみて

眠そうな月が愛しく育て上げた
夜空っていう
広くて小さな 無邪気な
あいするものを




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