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拍手文 8
2008.10.31〜11.11迄の拍手文
ランダムで3種類でした。




(スクアーロと武)


「なぁ」

「なんだ」

「今日さハロウィンなんだって」

「あぁ、そういやぁそうだったっけなぁ」

「ハロウィンって何する祭り?」

「なんだお前知らないのか」

「うん。日本じゃメジャーな祭りじゃないからな」

「そうか。でもなぁ…実を言うと俺もあんまり知らねえんだぁ」

「え?そーなの?」

「考えてもみろぉ。俺やヴァリアーの野郎共がハロウィンパーティなんてやるタマに見えるか?」

「あー、…そうだな」

「そういうのは祭り好きっぽいあのアルコバレーノに聞いたらいいんじゃねぇか」

「小僧のことか?んー、そうだなぁ…」

「なんだ変な顔して」

「別にハロウィンだからって何しようとは思ってないし、わざわざ聞くのもなー」

「今までの会話は何だったんだぁ…」

「まぁ、…俺はこうやってスクアーロとふたりでいられたらそれ以外なんもいらないしな!」

「ぶっ…!
くっそ、不意打ちは卑怯だぜぇ武…」

「ん?」

「何でもねぇ……なぁ武」

「なに?」

「これから買い物でも行くかぁ」

「なんか欲しいものでもあんのか?」

「カボチャ買いに」

「カボチャ?」

「ハロウィンといったらカボチャじゃねえ?せめてあれ食っとけば気分は味わえるんじゃねぇのか」

「へぇ、そうなんだ。なんだか冬至みたいなのな」

「(冬至ってなんだ?)どうせ暇だろ?散歩ついでにでも買いに行こうぜぇ」

「ん、分かったのな!待って今用意してくる!」







因みにハロウィンにカボチャを食べるという習慣は僕は聞いた事無いです(笑)
スクはハロウィンといったら浮かんできたのがカボチャだったので、ハロウィンがカボチャを食べる祭りだと思い込んでいます。
勿論武も知らないから、ふたりで間違った認識のままです。あははは!←笑うとこじゃないよ


(綱吉とザンザス)


「ザンザスっ」

「うるさい黙れ帰れカスが」

「まだ名前しか呼んで無いのに」

「お前が来るとろくな事が無いからな。危険因子は最初から遠ざけておくに限る」

「ねぇザンザス、今日はハロウィンなんだよ」

「無視かよ」

「だからさ、お菓子ちょうだい」

「はぁ?」

「トリックオアトリート!」

「…………」

「…………」

「…………」

「……あの、沈黙が痛いんだけど…」

「俺が菓子なんざ持ってると思ってんのかカスが」

「持ってるでしょ?」

「持ってるわけねぇだろ」

「嘘だー。俺知ってるんだからね」

「な、にを」

「ザンザスの机の上から2段目の棚の中」

「…………」

「先週の金曜日、イチゴ味のチョコレートを補充したでしょ」

「…………」

「俺に隠し事は通用しないよ?」

「チッ…このクソガキが…!」

「ぷっ、顔赤いよザンザス!
別にくれないんならくれなくてもいいよ。その代わりに悪戯するから」

「…………」

「どうする?」

「…チョコレートやる」

「それは残念」

「(お前の悪戯なんて恐ろしくて想像したくもねぇよ)」





苺味のチョコレートなんて可愛くありません?
因みにザンさまはルッスに買いに行かせました(笑)

つなさまの悪戯ってどんなんだろう。僕にも分かりませんね(え
あのザンザスが折れるんだから相当なものかと。



(10年後の恭弥と了平)



「うぉぉぉ!極限ー!」

「ちょっとキミうるさいんだけど」

「おお、雲雀ではないか!お前もランニングか?」

「そんなわけないでしょ」

「じゃあどうしたのだ?お前がスーパーの袋をぶらさげてるなんて違和感あるぞ」

「咬み殺すよ」

「極限に冗談だ!」

「何さ、極限に冗談って…。
まぁいいや。笹川了平、今日の夜に僕の部屋に来なよ」

「構わんが…何故だ?」

「………なんでもいいでしょ」

「お、ということは晩酌か?その袋の中身も食料品の様だし、なんだ、雲雀も案外酒好きなのだな!」

「………」

「よし、そういうことなら極限に参上するぞ!
それじゃあまた晩にな、雲雀!」

「…忘れないでよね」









「…キミにハロウィンなんてイベントが分かるとは思ってないよ。でも僕がわざわざ菓子作りに挑戦してやるんだから

食べなかったら
噛み…咬み殺すよ」








ばりさまはハロウィンに乗じて了兄さんを餌付けする作戦です。
ちなみに作るお菓子はおはぎらしい(ハロウィンすごく関係無いなぁ)



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