おとこのこだけどおんなのこE*
「ふ、うううん」
意を決して、下腹部に力を込めた。
まずツヨシさんのペニスを出さなきゃならない。
ぶじゅ、ぶじゅじゅじゅ…
結合部のすき間から、空気の混じったうんこがとび出して、いたたまれなくなる。
「おお、うんこ汁泡立ってる」
「やだあ、いわないでぇ」
恥じらいながらも、もう排泄は止められない。
便秘のときみたいに、全身の力でふんばってみる。
ず、ずるずるずるずる…
長いペニスは、入ったときと同じだけ、出すのにも時間がかかる。
こんなに長いうんこはめったに出ないし、息継ぎの拍子に千切れることもないから、ずっと括約筋を酷使する。
「もう…ながすぎ…おしりいたいぃ」
「ごめんなー長くて。ほらもう半分がんばって」
にるにるにる
「この絶妙な締め付け…たまらんね…まこちゃんのうんこはいつもこんな気分なのかな」
ばかなことを、と悪態付く余裕もない。
一瞬でも気を抜いて入り口を閉じてしまえば、そこで止まってしまう。
にゅるる
ペニスの先端が来ると、流れるようにどんどん抜ける。
「あ、でる」
にゅるるにゅぷんっ
「ああうっ」
予想を上回るスピードで入り口を通過して、急な快感に脳がついていけない。
しかも間髪居れずに、激しい脱糞が始まる。
むりゅむりゅむりゅっ、ぶじゅ、にちにちにちっ
蓋がなくなったうんこは、さっきまでのふんばりの余韻で、やけに勢いよく出てくる。
初めは形がない軟便だったが、それが通り過ぎると、いつもどおりのハリのあるうんこになる。
「うんちが、ああ、うんち、きもちい、おしりごりごりこすって、ああっ」
むりゅんっ、ぶりぶりぶり、ぶふっ
一本目が途切れて、オナラが出た。
つーんと生き物くさい匂いが鼻に届く。
「オナラまでしちゃって。はしたないなあ」
「ん、うんちまだでる…」
「ほんとに?こんなに出たのに」
「まだおなかすっきりしないの…んっ」
もう一度いきむと、腸壁をゆっくりとこすってうんこが下りてきた。
何度か息を詰めなおしながら、二本目を出す。
アナルにうんこの先っちょが触れた。
またあの快感がやってくる。
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