おとこのこだけどおんなのこC*
「パンツおろすよ」
もったいぶって、じりじりとふとももまでおろされた。
でもツヨシさんにさらされたぼくの股には、おまんこじゃなくて、くりくりにしこったたまたまがある。
なまじおんなのこの気持ちになっていたので、それを見られるのが逆に恥ずかしい。
「や、ごめんなさいぃ…」
「なんで謝るの?」
「だって、ぼくおまんこない…」
「あるよ、十分。ほらっ」
ずぷっ!
「ひゃあんっ!」
きんたまと両ふとももの間のわずかなすき間に、熱くぬめったものが突き入ってきた。
びっくりしてとっさにきゅうっと締め付けてしまう。
「あー…思ったとおり。やわらかくてすべすべで弾力があって、こりゃ名器だ」
生々しい単語に、顔にかーっと血が昇る。
しばらくそのままお互いの結合部の感触を味わう。
穏やかなここちよさ。
そして、ひとまわり冷たかったぼくのたまたまに、ツヨシさんのペニスの熱が移って、同じ体温になったころ、
ツヨシさんはゆっくりと抜き挿しを開始した。
ずずずず…
にゅぷぷぷ…
「はぁん…」
ずずっ、にゅぷ、ずっ、じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっ!
会陰とたまたまとペニスの裏すじが、汗とツヨシさんの先走りでぬめって、そこから皮膚が融合しそうな感じ。
びくびくと、ぼくのペニスが元気に跳ねる。
こんなとこだけは立派におとこのこなんだなあ。
「まもちゃんのおまた、クリちゃんがギンギンに勃起しててきもちいいよ」
「くりちゃん…?」
「おんなのこのクリトリスって胎児のときに退化したペニスの名残なんだよ。知ってた?」
「へえ。知らなかったー」
だって基本的におんなのこの身体にあんまり興味ないしね。
でもこのネタばっかりは、素直に博識ーとは尊敬できないな、なんて。
「ほら、まんこ汁もいっぱい出てきたよ。見てごらん」
言われて自分の股間を覗き込むと、ぼくのペニスの下からもう一本ペニスが顔を出していて、
シュールな光景に思わずふいてしまった。
「ぷ、なにこれ」
「あっ、ひどいな。まもちゃんのクリちゃんと俺のちんちんだろ?」
「うん、ごめんなさい。そうですね」
ツヨシさんの言い方にさらに笑えてくる。楽しいなあ。
「あ、そういえばツヨシさんのおちんちんって、すごく長くないですか?後ろから挿しててぼくと同じくらいだし」
驚いた。ぼくもわりと巨根なほうなんだけど。
「ああ、俺ね。長いってよく言われる。そのぶんあんま太くはないけどね」
「んー、言われてみると」
「まもちゃんのクリちゃんは、全体にでかいし、形も色もハリもいいね」
「え、えへへ」
「高校生のくせに、ネコのくせに、けしからんな」
前から手を回して亀頭をきゅっとつままれた。
「ああっ!」
ぴゅっ
ふいうちで軽く射精しかけてしまった。
出始めの濃い精液が、ちょっとだけツヨシさんの手についた。
「お。みてみてこれ。白い本気汁ー」
「やだもう。そんなのみせないでぇ」
こういうばかばかしいやりとりができて、ツヨシさんとのセックスは本当に楽しい。
ツヨシさんはどさくさにまぎれてそれを舐めとると、ぎゅうっとぼくの肩を抱きしめて、耳元で囁いた。
「さて。このへんでそろそろほんとの穴に入れようか」
どきっ
穴、と聞いて、急にそっちを意識してしまった。
アナルが期待にかむずむずとうずきだす。
熱っぽい息が漏れる。
「欲しい?」
「…はい」
「俺の長いペニスで、ケツマンコの奥の奥の、うんこ詰まってるとこまで、突いて欲しい?」
「ぅ…はい」
「おねだりしてごらん?」
「つよしさんの、長い長い、すてきなペニスで、ぼくのこの、こらえ性がなくってもうひくひく口あけてるアナル、
おなかの中のうんちがおりてくるまで、いちばんおくの、いつものおもちゃじゃ届かないくらいおく、
きもちよくしてください…」
「予想以上におねだりが上手だね。そんなに言われたら、おにーさんがんばっちゃうぞ」
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