【リク】患者さんごっこA*
はあ、はあ、

「悪い膿が出たよ。良かったな」

「はい‥」

胸を上下させながら先生を見つめて微笑んだ。

「次は腸の検査をしてみよう。お腹を押すから痛かったら言ってね」

「はい」

むんずとわき腹を掴まれた。
大腸を握るような動きで上下にマッサージしてくれる。
ちょっと真意がわかってきちゃって、ドキドキした。

「この辺りまでが張っているね。便やガスがたくさん詰まっているようだ」

「やん、そんな」

さらにマッサージを続けられると、うんちの隙間に詰まってたガスが押し出されて、オナラしたくなってきちゃった。
グルグルと腸が鳴る。

「あっ、先生…やめて、出ちゃう」

「何が出そうです?」

「その…が、ガス…」

本当はオナラって下品な単語言っちゃったほうが興奮するんだけど、しおらしい患者さんを演じる。

「ガスも検査の材料ですので、どんどん出して下さい。さあ、我慢しないで」

「は、はい…んっ」

ブッ!ブブッ!

先生の顔にオナラ吹き付けちゃった。
さすがに恥ずかしい、けどすごく興奮する。

「匂いが強いですね。最後に便通があったのは?」

「ええっと、一昨日かな…」

「なるほど。軽い便秘ですね。2日分の消化物がここに溜まっているわけですから」

「先生…どうしたらいいですか…?」

期待にときめきながら聞いてみた。

「腸を更に詳しく検査します。もう一度うつ伏せになってもらえますか」

「はい」

またお尻を上げて見やすいようにする。
自然にお尻の谷が割り開いちゃって、いつもは秘められている場所が全部むき出し。
ぼくの無毛つるつるアナル、見てるかな?

「直腸を視診するので、開くためにジェルを塗ります。ちょっとヒヤッとしますよ」

エコー検査用のジェルをチューブからとって、狭い蕾の隙間に押し込むように塗る。

「指先を挿入します。気持ち悪いかもしれないけど我慢して下さい」

ぬるるるっ

「くぅんっ」

気持ち悪いわけがない。
ぼくの淫乱ケツマンコは検査行為なのに歓喜してる。
きっと普通の患者さんは気持ち悪く感じる人がいるからこう言ってるんだ。

「おや、すんなり入りましたね。痛くないですか?」

「はい、むしろ気持ちいい…です…」

「そうですね、ペニスも勃起しています。大丈夫、そういう人も居ますよ」

ぼくみたいにお尻開発されきったえっちな子とかね。

中でぬるぬる動かされて、慣れてるぼくのアナルはすぐに柔らかくなった。
指を挿したまま、先生はベッドの横の机に手を伸ばして何か器具を取った。
それをぼくに見せてくれる。
先が曲がったハサミみたいな形の、穴を広げるやつ。
耳鼻科で鼻に入れるのよりふたまわりは大きい。

「これはクスコと言って、穴の中を見やすくする道具だよ。今からまもるくんの腸を見るからね」

言いながらクスコを開いたり閉じたりする。
ぼくの中であんなに広がるんだ…って想像して、きゅんきゅんしちゃった。



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