お姉ちゃんと生理B*
タンポン、とやらが、ぬぬぬ…とゆっくり姿を消していく。
どこが膣口なのかはよくわからないけど、確実に飲み込んでいるのは見える。
あれが、おまんこかあ。
「ん…」
「入っちゃったの?」
「まだ。ここ押して、中に綿を置いてこなきゃいけないの」
「わた?」
「やってみる?」
好奇心と、お風呂場に充満する、とろけるような雌の匂いに負けてしまった。
ぼくはよっちゃんに言われるまま、プラスチックに手を添えていた。
「ここ持って、ゆっくり押し込んで」
「うん…」
ぐぐぐ…
「ん、そう、まも、上手だね」
「これで、わた入ったの?」
「うん。その白いの抜いてごらん」
おそるおそるひっぱる。
ぬるんっ
「ああっ」
「わ、ごめん」
「大丈夫、ちょっと気持ちよかったからつい」
「……」
もう、よっちゃんにそういうこと言われるといたたまれないというか、照れるというか、顔が熱くなってしまう。
年頃の弟相手に、困った姉だ。
だいすきだけどね。
「さてと。じゃあ今度はまもの番ね」
「……へ?」
よっちゃんがタンポンさんをもう一個取り出してにじり寄ってくる。
どうしよう、いやな予感しかしない…
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