フェンス裏のトイレB*
ブボッ!ブプ!ブリブリッ!
「あ、あう、ううんっ!」
大きなオナラの音とともに、小粒と短めのバナナが零れ落ちた。
恥ずかしい。
「うんこも一緒に出しちゃうの?もう前も後ろもだだ漏れだね。そんなにきもちいい?」
「きもちいい…うんっ、まだ、うんち出る。おなか残ってる。出していい?」
「いいよ、出せば?」
引き続き放尿しながら、息をつめて肛門括約筋をぐわっと開いた。
大腸がうごめいて、今度は奥のほうからゆっくりうんこが這ってくる。
熱い異物感が直腸を経て、肛門に近づくと、ますます排便したい気持ちになる。
「んっ、は、はぁっ、出る…うんち…」
にちにちと音を立てながらしりの外に顔を出した。
そのまま力み続け、一定のペースでうんこをひり出す。
「今度は普通サイズだね。健康そうな硬さと色つや…」
そんなふうに実況されたら、羞恥でまた興奮してしまう。
ほどよいところで切る。
が、便器に落ちる音がしない。
まさか。
振り向くと、ゆうたがしりの下に手をつっこんでいた。
てことは…
「見て見てこれ。しょうちゃんのバナナうんこ。完璧じゃね?芸術的じゃね?」
顔の高さに掲げられて、さすがに一瞬引きつった。
だけど、おれのうんこがゆうたの手に…白球やバットを握るその手に乗っていると思うと、なんともいえない背徳感だ。
また胸がときめいてしまう。
「ゆうた…」
「なに?」
「うんこ…もっと、手に出していい?」
言いながらおれは便器を降りて、ゆうたにしりを向けて床にしゃがんだ。
「はは、なあに?しょうちゃん手うんこそんなにコーフンしちゃった?」
「うん」
「しょーがないなあ」
笑いながら、ゆうたはさっきのうんこが乗ったままの手を、しりになすりつけてきた。
外気にさらされて表面がひやっとしたが、内側は微妙にぬるい。
そして、圧力によって形が崩れ、ねっちょりとまとわりつくおぞましい感触。
「あう、きもちわるぅい」
「なに言ってんの?自分が出したうんこでしょ」
みちみちと音をさせて、これでもかと揉みこんでくる。
「あん、あん、うんち、あ、きもちいい」
「きもちいの?どっちだよ」
「きもちいほう。あ、もっと出る、あ」
悦に浸っている間に降りてきていたのか、もう肛門のところに次のうんこが居た。
特に力を入れなくても自然と排出される。
しかし、しりから出た後の感触が異常だ。
ねとねとに、さらに熱い産みたてうんこが次々と足され、しりがいよいよ大変なことになってくる。
ゆうたは両手でうんこを揉んでいるが、量が増えるとタイルにこぼれ始める。
ぎゅるるるるるるる…
嫌な音と悪寒がした。
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