フェンス裏のトイレA*
肛門の力を抜くと、数日前からの硬く太い宿便がぐわっと穴を拡げた。

ブチブチブチッ

「ああっ!おしりっ、おしりの穴うんこで、ああんうんこぉ」

お腹の苦しさが引いていく解放感と、腸壁や肛門を擦られる性感で、理性は完全にとんだ。
おれは本能のまま恥ずかしい単語を連呼していた。
そんなおれの排泄姿を、ゆうたは便器にあごが乗るくらい近くで見ている。

「うわーぶっといなあ。こんなちっちゃいケツからこんな極太うんこ出るなんて、しょうじのケツ穴どうなってんの?」

恥ずかしい。たまらない。

「あん、うんこ、ずるずる出てるっ!おしりも、おなかも、きもちいいっ!」
「うん、でっかいのにすごい勢いで出てるよ。ぶりぶりってきったねえ音」
「だって、オナラも漏れるの、ああっ!」

長い一本目の切れ目が来て、急激に直腸を滑り降り、ぼちゃんと産み落とされる。
うんこだけじゃなく背骨まで排出してしまいそうな錯覚を覚える。
さらに、張り詰めていた肛門がふいにラクになる脱力感。
相次ぐ強烈な快感に耐えきれず、おれは嬌声をあげながら前を緩めてしまった。

ジョロ、ショー――……

「あっやだっ出ちゃった、おしっこも出ちゃったあぁ」

言うまでもなくおれのちんこは勃起していたため、おしっこは噴水のように噴きあがり、便器の蓋とちんこを熱く濡らした。

「はは、しょうちゃんおもらしー。だめじゃん我慢しなきゃ。うんちが先って言ったんだから」
「む、無理、とまんない、すごいいっぱいで、締めてる、のに、どんどん出るぅ…」
「んー?どれどれ?」

ゆうたはおれの肩越しにちんこをのぞきこんできた。
約束のために必死で尿道括約筋を締めるもんだから、おしっこは強くなったり弱くなったりを繰り返す。
しかし一度出始めたものは決して止まることはない。
むしろ不自然に制御するせいで、いつまでもたらたらと出っぱなしで、それもまた恥ずかしい。
だんだん、もどかしくてせつなくなってきた。

「ゆうたっ、ねえ、じゃーって出したい!おしっこ、思いっきりびゅー!ってしたいよお!」

ゆうたの手が尿道口を撫でて、おしっこをちんこ全体にすりこんでくる。
反応して、ジョジョッと出た。でもまたぐっとこらえた。

「おねがい、おしっこ出して、きもちよくなりたい。させてください…」
「そうだよねえ、つらいよねえ。いいよ。出しな、思いっきり、しょうちゃんのくっさいおしっこ」
「うんっ!出すっ、は、おしっこ…おしっこおぉ!」

下腹部に力を込め、膀胱を押し絞った。

ジョバババババババババ!!

全てを解放し、はしたないほどの勢いで放尿する。

「はははは!すげーすげー!超高いwwしょうじのおしっこ底なし?」
「はあああああきもちいいいいい!」

すでにかなり出したと思っていたが、我慢のせいか、震えるほどの快感を味わうのに十分な量が残っていた。
そして、前が息むとつられて後ろも…


[<<前*][#次>>]

6/64ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!