教育実習生と理科室H*
しょうじの魅力にすっかりめろめろになってしまって、なんか頭がぼーっとする。
ふわふわして心地いい。
こんなかわいいやつがおれに懐いてんだって思うと、すげーうれしい。
悦に入っていると、急に視界にえげつない物体が現れた。

「えっ、おい」

赤黒い影は先生のでかちんだった。
それと認識した途端に亀頭がむくっと膨れ、次の瞬間、

びゅるるっ!びゅくっ!びゅーっ!

顔面におもいっきり臭い精液をぶっかけられた。

「うわっ、なにす」

びゅるるー、ぴゅく、ぴゅ、トロー…

先生の射精はおれたちよりずっと量が多くて、そのぶん長かった。
まだ出るのか、と驚いてしまった。
大人の、ちゃんとした射精。
ちょっとあこがれた。
気持ちよさそう。
おれたちももう少ししたら、あんなにたくさん出せるようになるかな。
赤の他人のザーメン浴びるなんて汚いのに、今は恍惚としているせいか嫌じゃない。

「はぁ、はー…ごめんねー。どうしても我慢できなかった。しょうじくんの痴態と、それに興奮するゆうたくんがかわいすぎて」

いつの間にかズリネタにされてた。

「ザーメンまみれのゆうたくん、かわいい」

このやろう、いけしゃあしゃあと。
変態の末期症状だな。

「ふぅ、すっきりした。いや、予想以上にいいもの見せてもらったよ。ふたりとも素質あるね」

何食わぬ顔でズボンの前を閉めて、また準備室に入っていった。
ビニール袋や雑巾を持って戻ってきた。

「しょうじくんちょっと隣の机に移動できる?掃除と片付けは僕がするから、落ち着くまでゆっくりしてきなよ」

「はあ…」

さっきまでとは打って変わって、なんかいい人ぶりだしたぞ?
でも、もしかしたら、この人…
ただ変態なだけで、別に悪い奴じゃない、のか?
いや、しょうじをさらった時点で悪いけど。
でも、結果的にしょうじよがってたし、おれもかわいい姿見れて得したし。

なんか緊張が解けたら急に力が抜けてきた。
少し離れた机にしょうじを寝かせて、その寝顔を眺めていた。

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