教育実習生と理科室@
(教育実習生のおにいさんシリーズの続編)
視姦、浣腸器、下痢、実験台


唐突に手紙を渡された。
あのうさんくさい教育実習生、まもる先生から。
机間巡視のふりをしてこっそり置いていったらしい。
これは嫌な予感しかしない…

一応、人が見てないことを確認してから開いてみた。

『ゆうたくんへ
昼休み、給食がすんだら
第2理科室に来てください
まもる先生より』

これ行かなきゃだめだろうか。
面倒な上に危険を感じる。


4時間目の授業が終わった。
さっきの手紙のことをしょうじに相談しようと席を立つ。
しかしそこにしょうじの姿はなく、教室を見渡しても見当たらなかった。

「なあしょうじどこ行ったか知ってる?」

しょうじの隣の席の奴が答えた。

「なんかさっき教育実習生と一緒に出てったよ。体調悪いとか言って」
「うげ」

やばいぞ。
脳内に、無理やりいかがわしいことをされてるしょうじのビジョンが浮かんだ。
それだけならおいしいが、相手があのまもる先生だと思うと気が気でない。
きっとあいつは、おれらじゃ想像もつかないくらい非道なことを知ってる。
しょうじが危ない。
おれは給食のやきそばを尻目に廊下を駆け出した。


理科室の前に立つ。
弾んだ息を整えながら、中の気配を感じ取った。

「…めろっつってんだろ…」
「いいから騙されたと思っておとなしくしててよ」

この声、間違いない。
意を決してドアを開けた。
その音に、二人がこちらを見た。
しょうじが尻丸出しの四つんばいなのが、おれの苛立ちを加速させる。

「ゆうたくん。早かったね。待ちきれなかったの?」
「なにやってんだよお前」
「授業の準備だよ」
「あ?」
「ゆうたくんとしょうじくんのためだけの、特別授業。とってもえっちな二人のためのね」

いかにも人の良さそうな笑顔で言われても、その内容は笑えない。
しょうじなんか、恥ずかしさにか絶望にか、喋らなくなっちゃってる。
なんとかしょうじを助け出さないと。

「んー、牙むき出しって顔だねえ。わかってもらえないかなあ。
ただ君たちに気持ちいいこと教えてあげようとしてるだけなんだけど…」

がるるる

「じゃあぼくの性癖を明かそうか。ゲイでスカマニア。
男の人にえっちなことされたり、うんちやおしっこを見せあっこかけあっこするのがだいすきなんだ。
誰かが昨日学校のトイレでやってたみたいなプレイね」

なんだこいつ。見てたのかよ。性質悪いな。
逆らったらばらそうってのか。

「…脅してんのか」
「とんでもない。歩み寄ってるんだよ。同じ趣味の子に二人も出会えるなんて、嬉しいんだ
これから教えてあげるのは、お近づきのしるしと思って。大丈夫、怪我とかしないから」

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