恋心来いD*
本当にしょうじは、かわいい上におもしろいから困る。
さっきまで緊張でろくにしゃべらなかったのに、一転してこの偉そうな口ぶり。
思わず上ずった声がもれてしまったのは少し悔しいが、
それ以上に、ゆうたはしょうじがのってきてくれたことが嬉しかった。

「しょうじのくせに、やったなこの!」

ふざけて乱暴にしょうじのちんこを扱く。

「ああっ、ちょ、おま…あっ、あう」

初めは驚いたようだったが、徐々に声が鼻にかかって甘くなっていく。
格好をつけてポーカーフェイスを装おうとしても、眉根が寄り、瞳が快楽で濁っている。
この声も顔もたまらない。

「や、めっ…このっ」

しょうじが負けじとゆうたのちんこをぎゅっと握ってきた。

「いって!ちょーおい!」
「うるせえ。お前も同じ目にあわせてやる」

今度は両手でゆうたのちんこを包んで、シコシコと抽送を始めた。
ゆうたは唇を噛んで息を詰め、刺激に耐えながらしょうじを伺い見た。
真剣な面持ちで、一生懸命ちんこをシコるしょうじが健気で、胸がしめつけられるよう。
それに行為のいかがわしさとのギャップが相まって、本当に、エロい。
本人も少なからずそう感じているのだろう、紅潮した頬がなお愛らしい。

「へへ、しょうちゃん上手いじゃん。ちんちんきもちいよ…」
「そうかよ」
「うん。いつも、自分のちんちんにも、こうやって、オナニーしてるの?」
「はあ?…ばっか」

そういうところは照れてはぐらかす。
予想済みだが。

「じゃあ、おれがやってるオナニーも、しょうちゃんに、おしえてやんよ…」

そう言って、ゆうたも動きを再開した。
5本の指をばらばらに動かしてマッサージするように揉む。
もう片方の手で、下でぷるぷるしている柔らかなきんたまも撫でる。

「やあ、や、そっちまで…」
「んー?きんたまってさわり心地よくない?」
「しらねえよ、変態」

しょうじのきんたまは、やわやわでひんやりしてて、ずっと触っていたくなる気持ちよさだった。
揉むのを激しくすると、しょうじの股間で生殖器がはしたないほどぐにぐにうごめいて見えて、視覚的に興奮した。
しょうじはあらかた喘ぎ散らしてから、なにくそという目で睨んできたかと思うと、ゆうたのちんこをすごい速さで扱きだす。

「あっ、あ、ちょ、やばい、そこ、きもちっ、もっと」

なんだか、ちんこの先のほうに触れたときが特にじんじんと気持ちいい気がする。
思わす本能のままにねだってしまうが、もう恥じらいなんてどうでもいい。
ゆうたもお返しに激しい抽送に切り替える。

「はぁっ、は、んうっ、んん」
「ああ、しょうじ、しごいて、もっと、いっぱい!」
「ん、んんっ」

お互いに、自分が受けている快感以上の愛撫を与えようとするので、相乗効果でどんどん激しくなる。
ちんこが壊れるんじゃないかと半ば怖くなってきたとき、ゆうたに先に限界が訪れた。

「ああ、も、なにこれ、ああ、あああっ!」

ビクビクビク!

ゆうたの全身が快感に満たされる。
意識の遠いところで、尿道を熱いものが走り抜けるのを認識した。
ああ、精子が出てる、と。
実際には大した量も勢いもなかったが、ゆうたにはしょうじの手で射精できたことが大きな達成感だった。

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あきゅろす。
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