FFZAC─AdventChildren FFZ本編二年後の世界を描いたフルCGのDVD。 ミッドガル崩壊後、ジェノバの首を探索するレノ達タークスの登場から始まる。 すぐさまセフィロスの思念体・カダージュ三兄弟が現れ、ツォンとイリーナが捕らえられるので、ジェノバ発掘に反応して三兄弟が出現したとも考えられる。 ジェノバ探索を命じたのはやはりルーファウス。何年経っても、トラブルメーカーである。 しかしこのジェノバ探索は、ルーファウスもかかっていた病気「星痕症候群」の解明に繋がると考えられるので、善意の見方をするとルーファウスは世界を救おうとしたのである。(FFZ本編でも結果的には、神羅の技術を総結集した砲撃でウェポン二体をやっつけているので、その功績を見れば隠れた"英雄"と誉めてもいい)。 主人公クラウドはAC版では、ヴィンセント並みの(彼から励まされる位だから終わっている)根暗に描写され、ティファやレノ・ルード達に呆れられている。 カダージュ達は、セフィロスの思念体、リユニオンを目的としていただけあって、半端なく強い。レノやルードは何度もやられている。ツォンとイリーナは半殺し。ルーファウスだけ無事なのは何の魔法か。 最後のエアリスとザックスが消えるシーンは秀逸。二人が、向こうで幸せにしている描写に胸が救われる気がする。 エアリスの雨の中、ルーファウスの星痕が治るシーンも秀逸。それを静かに見守るタークス達はさぞかし感慨深かっただろう。 しかし、ルーファウスの包帯姿はハッタリだった。車椅子もしかり。 (野村談:「ルーファウスの"包帯姿"や"車椅子"は少し大袈裟な所があるようだ/笑」) やはりルーファウスである。 シビれる。 [*前へ][次へ#] |