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【看守編】
傾向/No.07番外編/パラレル/ｴﾛなし
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「で、話って何ですか署長」
仕事をサボって囚人といちゃついていた最中での呼び出しに若干不機嫌になりつつ看守が問う
署長は温和な笑みを浮かべながら看守に告げた
「実はね、ケーキを焼いてみたんだよ」
「...署長が、ですか...？」
正直そんなキャラではないだろうとつっこみたい所だが勿論署長相手にそんな事を言えるはずもない
看守は嘘くさい笑顔を貼付けたまま言う
「...珍しいですね...気分転換ですか」
「まぁね。それで確か樋野、君は料理が得意だっただろ？」
「まぁ。一応...」
答えると署長は満足げに笑いながら問う
「...ケーキを焼いたことは？」
「あるっちゃありますけど...」
「君に是非味を見てもらいたいんだが」
署長はそう言い金属製の豪華な装飾の施されたプレートを運んで来た
プレートの上には素人の手作りとは思えないケーキが並んでいる
「...署長作ったンですかコレ...」
「あぁ。初めて作ったもんで不慣れな割にはまぁまぁの出来だろう？」
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