17* 「んっふ...!」 「は」 舌を差し込まれ07は抵抗しようとするが腰に回された手がそうさせてくれない ちゅくちゅくと絡む舌と腰をさするように動く手 ぞく、ぞくと肌が粟立つ 「ンっん」 急な205の行動にわけがわからぬまま翻弄され07は頬を赤くし小さく声を洩らした 舌がぬる、と透明な唾液を引いて離れる 「っは、ぁ...は、なに、す」 205を見上げると熱っぽく欲情した瞳と目が合う 口元に薄い笑みを浮かべ205は何も言わずにその頬を撫でる 見下ろしてくる視線にドクドクと心臓が鳴る な、何だよ、この顔... 妙に艶っぽい視線に07は慌てて目を逸らす 見続けてはいけない 妙な、気持ちになる まるで自分ではないような 「どうした?」 07の動揺を見透かすような言葉 答えない07にかまわず205はワンピースの裾から手を差し込み耳元で囁いた 「このまま、する...か?」 「っ…」 「アイツとは途中だったから物足りねェだろ?」 [*前へ][次へ#] |