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「当然だ。綺麗ってのは褒め言葉だろうが」
「...署長と同じこと言うな」

聞き覚えのある台詞に07は不機嫌そうに言う
以前署長に嬲られる直前に言われた言葉だけに思わず眉が寄ってしまう

205は驚いたように07に問う

「鷹見も同じこと言ってたのか」
「まぁ...ていうか名前で呼ぶほど仲いいんだな」
「...ココに入る前からの知り合いだからな」

その言葉に今度は07が驚いた顔をする
205は苦笑しつつ続けた

「俺がガキだった頃から付き合いがある」
「...へぇ...」
「腐れ縁みたいなものだな」

懐かしむように言う205に07は面白くなさそうな顔をする
本人に自覚はないが相当不満そうな顔だ

「...なんだその顔」
「は?」
「くく...まぁいい」

205は小さく笑みを零しつつ07の手をとった
07は慌てたように205を見上げる

「なっなんだよ!?」
「ダンスの経験は?」
「え...?ね、ねェよ」

唐突に問われ07は目を丸くする
205は少し呆れたように言う

「夜のダンスパーティで恥かくつもりか?」
「あ...」


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