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春日の本性を全く知らない07に伝えるべきか否か悩み看守は頭を掻く

...この感じだとアイツ絶対猫被ってやがるな...

あの春日がわざわざ猫を被っているのには理由があるはずだ
ここで07に言ってしまえば春日の報復が怖い

...あー...どうしよ...

渋い表情をする看守に07は不思議そうに首を傾げた

「なんかあんのか?」
「なんかっつぅか...俺は...結構アイツのこと苦手だからな...」
「え、何でだよ?スゲェいい人じゃんか」

何のてらいもなく言う07に看守は思わず苦笑いになる
完全に春日に騙されている

「...いい人...って...うーん...」
「だって俺が病棟入れなくて困った時にいれてくれたしさ」
「...ん?」

07の言葉に看守はまさかと問う

「07...お前まさか春日に205のこと...」
「ん?教えたけど?」

さらっと答える07に看守は思わず眉間を押さえる

「そ...そうか」
「何だよ...?」

一切悪気のない07を見つめ看守は息を吐いた

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あきゅろす。
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