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「テメッ...何戻って来てンだコラぁ!」
「戻ると言っただろう!それより貴様そこを退け!」

柴は二人の間に割って入り07を背に庇うように立ちはだかる

「...ホラ、許可証だ...さっさと大好きな205のとこに行け」
「...ッ07...話は今度だ...じゃぁな」

58は柴の手から紙を乱暴にひったくると部屋を後にした
その姿を見送り柴は溜め息を吐く

「...全く...大丈夫か07」
「え、あぁ」

07が答えると柴はそうか、と小さく笑んだ
そのまま互いに喋らず妙な沈黙が空気を満たす

...二人きり...か

先ほどの58と似たようなことを思いながら柴はちらりと07を伺った

思えば07とこんな状況で二人、というのは初めてだ
最低限しか他人と接しない柴は会話の糸口が見つからず少し焦る

沈黙を破るように07が柴に問う

「...205...どうだった?」
「熱が少し高いが...まぁ丈夫なアイツのことだ、数日休めば大事はないだろう」
「そうか...よかった...じゃ、俺も205の所に...」

歩き出した07の腕を引き止めるように柴が引いた


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あきゅろす。
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