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「意味がわからない、か」

署長は笑いながら手にした杖をカツカツと鳴らした
07はそんな署長を見つめ再度問いかける

「...用がないなら俺は寝る。」
「いや、待ちたまえ07...」

署長は07に近づきその顔をまじまじと見つめた

「...やはり君は美しい顔をしているな」
「褒めてるつもりか...?」
「勿論...美しいというのは褒め言葉だろう?」

署長はそう言い口元を皮肉気に歪める

「あの時は血でよく見えなかったが...なかなかのものだ」
「...ッ...」

当時を思い出したのか07は署長を睨みつけた

「...そういやアンタに聞きたい事があった」
「何だね」
「...俺の罪状だ...俺は、あと...どれくらいここに居なきゃならねェんだ」

07の言葉に署長は相変わらず笑みを浮かべたまま答えた

「それはまだ決まっていない...警察がまだ君の罪の程を審議中だからな」
「...ッ俺はやってない...!」
「それを決めるのは君じゃない07...決定権は警察にしかない...ここはそういう国だ」


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あきゅろす。
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