16 「...俺か」 07に問われ58は静かに答える 「...俺ンとこは汚かった」 「...汚いって?」 「テメェの知らなくていいことだよ」 58はそう言い07に続けた 「もう背中流せ。いい加減くすぐったい」 「あ、そうだな。」 シャワーを捻り07は熱いお湯でそこを流して行く 身体が綺麗になった所で58は07を振り返った 「...じゃ、そろそろこっちやるぞ」 「...ッ」 固まった07に構わず58は手で07の腹を撫でた 58の言いたい事を察し07は気まずげに目を泳がせる 「い、いいって...自分で...」 「前一人で出来ねェゆってただろうが...俺なら片手でも出来る」 「で、でも...」 渋る07に58は止めのように言った 「腹下してもいいってか...?」 「...わ、わかったよ...頼む...」 [*前へ][次へ#] |